1シーズンの洋服代が14万から1.5万になった話|私の服の選び方

コラム
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Q.お洋服は全部手作りなんですか

 

洋裁を始めてから結構ハイペースでお洋服を縫ってることもあり
(昨年一年で約20着!)
この質問結構されるようになりました。

 

しかし

 

A.そんなことはありません

まだまだパターン引けないし、
柄合わせも洋裁教室の先生の監視体制がないとできないし…

 

課題は山積みです。

 

そもそもお洋服作りなんて、本格的に極めるためには

専門学校やら大学の被服科で学ぶようなことだし、

卒業してからも修行の日々と聞きます。

 

すこし洋裁教室通っただけの素人が
極められるほど浅いもんではありんせん。

 

ただ、既製服を購入はしますが

買うべき服・買うべきではない服

という基準が自分の中にできてきたので

(布は大量に買っても)洋服への出費がだいぶ減りました。

 

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自分が購入した服を冷静に数えてゾッとする

改めて数えたところ、2020~21の秋冬に購入したお洋服は4着

(内訳:ニット3着、ブラウス1着)

 

昨年の秋冬はなんとニットだけで6着

その他コート1着、スカート4着、パンツ1着、ブラウス2着

 

てか、去年買いすぎやろ。

でも毎年こんなもんです。セールで爆買いとかしてたし。

 

うろ覚えの価格を計算したところコートがあったとは言え、

昨年冬服だけで14万くらい使ってるじゃないか…

しかもニットは殆ど1シーズン持たなかった。しょぼん。

 

対して今年の冬服代はだいたい15,000円くらい。(既製服のみ)

 

既製服の値段だけ計算したら125,000円も浮いている。

 

と、いうわけで。

 

今日は私がお洋服を買うときのポイントについてお話していきます。
この記事は洋裁をやっていなくても
毎年ついセールなどで服を買いすぎてしまうけど、結局ほとんど着なかったりするんだよね~
といった方の参考になれば幸いです。

お洋服購入ポイント1|自分で作れないもの、作るのがめんどくさそうなもの

この項目、洋裁やってない人には関係ないし
やってる人からしたら当たり前かもしれない。

 

 

編み物はNGなので絶対作れないニットは買います。
(手軽にかぎ針編みみたいな本屋さんに売ってたキットも、最初の針目が作れず挫折

あとはデニムとかライダースも
作れるんだろうけど難しそうだし
面倒くさそうだし
そもそも自分で作らなくても
既成服で気に入ったデザインを購入した方が
断然ハイクオリティかつ効率的。

あ、
ライダース裏地破れたから買いに行かねば。

お洋服購入ポイント2|スタンダードなアイテム

そもそも私が洋裁を始めたきっかけ

着たい服が売ってない

なので…

 

カッターシャツ(そもそもあんま着ない)や
ボウタイブラウス(これはむっちゃ着る)
オフィスカジュアル系の服など
定番ファッションアイテムはわりと売ってるので買います。

 

スタンダードアイテムほど実は作るのが難しい気がする。
シルエット勝負になってくるからね。

 

とか一丁前に言うてますけど、私はまだパターンを引けない子…
デザイン選定の段階のお話です。

 

スタンダードアイテムに関しては
少し高額でも妥協せずに良いものを購入すべきです。
流行に左右されないし、その分長く着れるしね。

 

お洋服購入ポイント3|価格と品質が見合っているか

これが一番重要ポイントかもしれない。

 

先日母のブラウス
(カジュアルなかぶりタイプで一着1.5万円くらい。一見すると私でも作れそうなやつ)
をアイロンがけしていた時に気づいたのですが

着心地が悪くないように
裏の縫い代の処理が全て三つ折りになっていた!

洋裁してない人からはちんぷんかんぷんですね。

一般的に洋服の布はしの始末は

ロックミシンでぐわーーー!っと一気に縫っています。

この処理だと速いし効率もいいからね。

ただ、人によってはこの縫い目が
チクチク肌に当たる感覚があったり
アトピーのお子さんとかの
薄くて柔らかい肌やと荒れてしまうことも…

縫いしろを三つ折りにするすることで、

手間はかかるんだけど肌触りはだいぶ良くなる。

しかも見えないところだから、分かる人にしかわからない。

お洋服を作った人の優しい気持ちにほっこりでした。

 

あと、服作りをかじったことがあれば分かると思うのですが

ユニクロ・GUさんはあの価格であのクオリティのものを

製造販売できているのが本当にすごい。

(リスペクトを込めて敬称付けていきましょう)

 

裏地付いてますからね…

裏地って本当つけるのめんどくさいんだよ。。。

作業が倍かかりますしね。

生地も当たり外れはあるけど
外資ファストファッションみたいに
綿ブロード一枚ぺらーんとかは、ない。

ちなみに私、外資系ファストファッションに裏地がないのは、
欧米の方は寒さに強すぎて裏地いらんのやと本気で思ってた…

コストカットでしたね。

と、散々持ち上げておきながら
私はユニクロさんのお洋服が絶望的に似合わないのでほとんど購入しないのです。
でも、ほんとすごいからね!

 

で、個人的に一番すごいと思っているのが

Maker’s Shirt Kamakuraさん

ここのブラウスとシャツほんと大好き。

 

全て国産だし、
オーダーも激安でできるし、
縫製もすごくいいし、
ボタンも全て貝ボタン!!!

 

店員さんの接客スキルや
人の体型を見る能力も素晴らしいので
自分に合ったサイズを選んできてくれます。

なぜあの値段であのクオリティのものを
提供できているのか不思議で仕方がない。

だいたいブラウス1枚6000円くらいかな。
額面だけ見たら激安ではないけど
トータルで考えたら激安です。

 

もうね、男性は本当に

  • 鎌倉シャツのシャツ
  • ユニクロのデニム(か、スーツ)

 

さえ着ておけば
ビジネスも合コンもデートも間違いないと思うねん。

(作者の好みをかなり含みます)

 

多分私のブログ男子ほぼ読んでへんけど
この思い…日本の男子に届け…!!

お洋服購入ポイント4|柄合わせがちゃんとできているか

60年代コート

 

ちょっと3の品質に似てますが

最近の私、柄合わせブーム到来中。

 

お洋服というのは、

パズルみたいに色んなパーツが組み合わさってできています。

チェックなどの柄がある場合、

パーツの境目で柄がずれないようにピッタリと柄を合わせるとイケてる。

 

見本が自作のお洋服で恐縮ですが、

写真のコートも右身頃と左身頃で柄をピシッと合わせてます。

 

なんなら昨年岡山県の大原美術館に行ったとき

お着物の展示があったのですが

柄合わせが完璧すぎてずっと見てた(笑)

 

それくらい最近の私は柄合わせに夢中です。

 

もちろん、デザイン的にあえて柄合わせをしてないのもあるかと。

お洋服づくりはアートだからね!作り手の自由です。

 

とは言っても、

1回柄合わせを経験してしまうと

多分これ柄合わせしてへんねやろな~

っていうお洋服が気になって着れなくなってしまいました・・・

 

他人のお洋服の柄合わせも目に飛び込んでくる質の悪さです。

 

柄合わせって死ぬほど面倒くさいし

自分が作るならば(ブームとか言っといて)避けたいんだけど

お洋服の購入の検討材料の一つにしています。

 

そういえば今シーズンのMOUSSYさんのコート

すんばらしく完璧な柄合わせのものがありました。

(なのに価格もそんな高くなかった)

 

あのブランド、ゴリゴリギャルなイメージがあるので

(第2次ギャル文化全盛期くらいに青春を送った人間の偏見)

お店に怖くて入れないんですが

かなりこだわったお洋服づくりをされているんですね。

 

ポイント5|トレンドアイテムは極力買わない

 

これは人によって意見が分かれるかもしれませんが

基本的にトレンドのファッションアイテムは買わないようにしています。

(よっぽど一目惚れしたら買いますが…)

 

去年までは既製服しか着ていなかったこともあり

休みのたびに色んな駅ビルに足を運んでは

手当たり次第に店頭に置いてあるトレンディなアイテムを買っていましたが

結局当たり前ですがトレンドというのは移変わるものですからね・・・

1シーズンしか着ないなんてことも多々。

 

どうしても挑戦したいトレンドアイテムがあった場合には

ファストファッションやネット通販で

リーズナブルな価格のものを探すかセールを待ちます。

 

まとめ

私は極端に不要な服を買いすぎてしまっていたのですが

この選び方を徹底するようになって

買い物に行く回数もグッと少なくなりました。

 

とはいえ、まだまだクローゼットのカオス具合は収まっていないので

徐々に理想のクローゼットを追求していきたいと思います!

 

ではでは今日はこのへんで。

またきてね〜

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