6月になりました。
癖っ毛の私には1年でもっとも過酷な時期…
私は今ショートボブなんですけど
晴れの日➡︎綺麗な内巻きボブ
雨の日➡︎綺麗な外ハネボブ(湿度が高まるに連れて徐々にハネていく)
といった具合に髪の毛で天気予報ができるように。
え、なんの話。
そんなどうでもいいことは置いといて。
さてさてこのブログでも何度か作品を紹介している
中野ユカリさんの【大人にいい服】
前々から初心者さんにおすすめ!と推していましたが
今日はその理由を詳しく解説していきます。
この記事は
- 洋服作りに興味はあるけど本屋で洋裁本を開いて挫折した方
- 独学で洋服作りを学んでみたい方
- 洋服作りの練習がしたい方
のご参考になれば幸いです。
【大人にいい服】が洋裁初心者におすすめな理由3選
布の裁ち方から丁寧に解説
私もそうだったのですが
ミシンもほとんど触った事がない人間にとって
「服を作る」ってめちゃくちゃハードル高くないですか?(笑)
思い立って洋裁本を本屋さんでパラパラしてみても
洋裁本というのは必要最低限のことしか書かれていないので、
初心者がいきなり取り掛かると
いきなり縫い方の説明がされてるけど、
そもそも布ってどうやって切るの?
ん〜なんか分からない、難しそう…
↓
私には無理だ…
と挫折しがち。(はい、私)
この「大人にいい服」はなんと
布の裁ち方、基本的な縫い方から解説が付いています!
ちょっと専門的な用語に関しても丁寧に説明してくれている…
これだけで服作りのハードルがグッと下がります。
縫い代つきの型紙でらくらく裁断
基本的にミシンでは実際の寸法である、できあがり線ではなく
そこから数センチ余分に取ったぬいしろを縫っていきます。
だから生地を裁断するときも寸法キッチリではなくて
ぬいしろも含めた分を裁断しなきゃいけないんですね〜。
洋裁本についている型紙を使うときは
沢山の線の中から自分の作りたいもののパーツを
探し出してハトロン紙や模造紙に写していくんだけど
結構な確率でぬいしろ分の寸法が含まれていません!
だからやっとの思いで自分の作りたい洋服の線を見つけて
一生懸命なぞったとしても、
さらに出来上がり線から指定の縫い代寸法を測って
縫い代を付けていく作業があります。
そしてこれが、まあまあ大変。
(慣れたらなんてことないんだろうけどね)
「大人にいい服」では型紙にぬいしろの寸法が含まれているので
型紙を写し取ったらそのまま裁断に入れます。
1枚の型紙に線がびっしり書かれていないのも◎
バイアス処理等の基本的な工程がカラー写真で紹介されている
どの洋裁本でも1回は出てくるバイアス処理や
ギャザー寄せ、ポケット付けといった工程たち…
今でこそ少し理解できるようにはなりましたが
はじめて洋裁教室で服を作った時には
何のことやらさっぱり分からなかったし
手順もイマイチ謎で先生に言われた通り手を動かすのみ。
どの洋裁本でも一応こういった手順の解説はあるのですが
多くは白黒のよう分からんイラストと文字で
めっちゃくちゃざっくりとした説明(笑)
決して賢くもない、手先も不器用な私には
理解の範疇を超えております。
しかしこの本は違います。
【大人にいい服】のちょっと残念な点
「大人にいい服」にはトップス、パンツ、スカート、バッグと
全部で28点ものアイテムが掲載されています。
表紙にも書かれているように
というのがコンセプトのようなので
とってもベーシックなアイテムがほとんど。
そうなんです、裏を返せば
「早く、ラクに作れる」というコンセプトからしたら
仕方のないことなんだけどね…!
まとめ
と、ここまで「大人にいい服」が
洋裁初心者さんの初めの1冊としてはめちゃくちゃオススメだよ〜と
散々言ってきてますが(デザインよくある、もご愛嬌)
なによりこの本の素晴らしいところって