ななななんと、幼いころより敬愛する中原淳一先生の
大人向けのパターン付き本が出る!!!との激ヤバ情報を得ていたんですが
発売が国家試験真っ只中だったこともあり手を出せず…
私が中原淳一先生を敬愛していることは洋裁ガール誕生の際から主張しています↓
![](https://runtattablog.com/wp-content/uploads/2020/03/img_1390-160x90.jpg)
そんなこんなでやっと入手できました~パチパチパチパチ
掲載パターン数は10点
1950年代に発売された「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」に掲載されていた
ジャケット、ワンピース、ブラウス、付け衿のパターンが10点掲載されています。
かつて淳一ワールドの住人になりたすぎた私は、
古本屋で当時創刊された「それいゆ」を購入したことがあります。
![ちはるん](https://runtattablog.com/wp-content/uploads/2021/10/img_6017.png)
それいゆっていうのは中原淳一先生が作ってた女子のための雑誌で、
上流階級の女子たちのためのライフハックが沢山書いてたよ。
今でいうとこの25ansみたいな感じなんだろうか(絶対違う)
一応パターンが紹介されているページもあるんですが
マジで複雑怪奇意味不明…あと字ちっちゃすぎて読む気失せる…
みたいな挫折をしてるんですよ。
そんな私にとって当時のパターンを現代のサイズに直し、
また作り方も現代語訳してくれているこの本は非常にありがてえ。
難易度は中上級レベル
作り方をざっと見たところ、難易度は中上級レベルだと思います。
というのもそれいゆが創刊された1950年代って洋裁全盛期。
お洋服を仕立てるってことは今ほど珍しくなく、
女子のデフォルトスキルだったっぽいです。
現代風にアレンジしているところも多いかもしれませんが
結構昔ながらのパターン展開だったり作り方だなあって思いました。
なのである程度洋裁本の仕様書を見て自分で縫えるよ!って人は
挑戦のしがいがあるんじゃないかな。
洋裁本というよりはスタイルブック的要素が強め
この本、確かに題名に「スタイルブック」とあるように
洋裁本というよりは中原淳一先生のファッションに対する
熱いこだわりを紹介する本のように思えます。
ファッションコラムの内容的には割とこっちとかぶってる印象
四季に合わせた装いとか、色の合わせ方とか…
戦後すぐの日本でここまで鮮やかなファッションセンスを持ってたなんて
もう一体どうなってんのよ。
で、なんか作る予定あるの?
さあ、念願の中原淳一先生の洋裁本だぞ!と息巻いていた私ですが
…
…
…
![ちはるん](https://runtattablog.com/wp-content/uploads/2021/10/img_6017.png)
正直着れるものはないかもしれません
え、お前何言ってんのマジ?って感じですよね(笑)
理由としては私が受験勉強のストレスによる爆食いで
とんでもなく太ったってのも勿論あるのですが
- 当時のデザインをそのままパターンにしている
- 大半がジュニアそれいゆ(それいゆの子供向けのもの)からのパターン
ということもあり、生地やデザインを相当考えないと
30代には痛い…コスプレ感がでてしまう気がするんです。
そして私は過去何度もレトロ過ぎる服を作ってことごとく失敗しています。
![](https://runtattablog.com/wp-content/uploads/2021/07/843a665a-59f7-4f7a-9f4a-e56df04273f2-160x90.png)
![](https://runtattablog.com/wp-content/uploads/2022/11/img_8816-160x90.jpg)
60’sとか70’sの雰囲気漂うお洋服って、
メイクやヘアなど完璧に世界観を自分の中に作りこめないと厳しいかも。
私はもう最近そこらへんがとことん無頓着なもんで。
でもこのブラウスなんかは普通に可愛いし
サックドレスも丈をちょん切ってブラウスにしてもよさそう。
(なんだかんだ作りたくなってくるおばさん)
まとめ
私が着れそうなお洋服は残念ながら少なかったけど
仕様書ページにも目から鱗…みたいな縫い方もあったし
中原淳一先生のコラムも含め、かなり勉強になる一冊だと思います!
雑過ぎる購入本紹介でしたが少しでも参考になれば幸いです。
またこの本から作品を作ったら見てやってくださいネ。